【本】ミライの授業

この本は、図書館のティーンズコーナーにありました

つまり中学生向けの本
でも大人が読んでも面白い本でした

児童精神科医の先生に、世の中にイノベーションを起こすには凡人の天才をマネジメントする
能力次第、と言われたことがあります

私を含め大人の皆さんが子どもだった頃、ダイヤル式の黒電話があり、トイレは手動で流すもの
で、パソコンなんて家にはなかった
遠くの人と友達になるには、雑誌の文通コーナーを使い、手紙でやり取りをしていました

やっぱり大人は過去の人で、未来を作るのは今の子どもたちです

その視点で、この本を読むと「問いを立てる力=??をもつ」「可能性を信じること」が大切
なのだと改めて歴史が伝えてくれます

私自身、大きな気づきだったのが「数学を学ぶ意味」
看護の母と言われていたナイチンゲールは、実は統計学を使い、権力者が反論できない客観的な「事実」
を伝えたことで感染症の予防に大きく貢献したことです
人に自分の考えを伝えるための手段としての数学、この視点は、数学が苦手な子たちに知ってもらいたい
と思い、この本を紹介します


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