【本】ミライの授業
この本は、図書館のティーンズコーナーにありました
つまり中学生向けの本
でも大人が読んでも面白い本でした
児童精神科医の先生に、世の中にイノベーションを起こすには凡人の天才をマネジメントする
能力次第、と言われたことがあります
私を含め大人の皆さんが子どもだった頃、ダイヤル式の黒電話があり、トイレは手動で流すもの
で、パソコンなんて家にはなかった
遠くの人と友達になるには、雑誌の文通コーナーを使い、手紙でやり取りをしていました
やっぱり大人は過去の人で、未来を作るのは今の子どもたちです
その視点で、この本を読むと「問いを立てる力=??をもつ」「可能性を信じること」が大切
なのだと改めて歴史が伝えてくれます
私自身、大きな気づきだったのが「数学を学ぶ意味」
看護の母と言われていたナイチンゲールは、実は統計学を使い、権力者が反論できない客観的な「事実」
を伝えたことで感染症の予防に大きく貢献したことです
人に自分の考えを伝えるための手段としての数学、この視点は、数学が苦手な子たちに知ってもらいたい
と思い、この本を紹介します

【お知らせ】
10月23日 聞こえているのに聞き取れていないAPDのお話というテーマで
無料セミナーを開催します
日時:2021年10月23日 10−11時
場所:オンライン
申込方法:こちらをクリックしてください