ニューロダイバーシティを広げよう


アメリカでは、ニューロダイバーシティという言葉が通用しているそうです。
これは、人は脳の使い方に違いがあり、それは優劣ではなく個性であること。それを理解し合いそれぞれが強みを生かしていこうという考え方です。

発達障害のあるなし、に関わらず、人はそれぞれ得意や好きが違います。

例えば、努力しないのに絵が上手い人、手先が器用な人、過集中ができる人、発想が独特な人、アレンジが得意な人・・・。
ボスタイプの人、秀才タイプの人、など、切り口ごとに、それぞれの個性を仕分けることができます。

エジソンもアインシュタインも、発達検査を受けたら発達障害と診断されたといわれています。
こだわりがあり1つのことを繰り返すことをいとわないからこそ、成功するまで実験が続けられたエジソンは、
学校を中退しているそうです。それは先生にしつこいくらい質問をしまくり、学校が手を焼いたからという説があります。

どの分野で発揮するか、によって本人もやりがいがあり、社会も幸せになるかが違います。

教室は、生理的なしんどさ(エネルギーの使い方の調整や過敏さなど)の改善や人間として生きていくためのコミュニケーションスキル(論理塾)は、楽に生きていけるレベルまでは育て上げをすることで、能力が発揮しやすいと考えています。

特に論理塾という場を使うことで、左脳的な動きをしがちなお子さんには右脳的な動きを使わせる工夫をしています。
その理由は、持ち前の能力を発揮するために直感と論理がどちらも使えると良いと思っているからです。
特に発達障害のお子さんの発想力は、凡人には考えつかないことが多いです。
その発想は社会を変えていくものになると思います。(スティーブ・ジョブスはこの例に当てはまります)

療育、学校、社会に、このニューロダイバーシティの考え方が広がっていくと世の中がもっと変わっていくと思います。