コロナにかかって擬似体験、文章の情報を読み取れない
自閉症の人は、
写真のように教科書や眼の前で起きていることを見て
記憶していると聞きます
写真は、見る側が何を見ようとするかで
内容の理解が異なります
私たちの頭は、文章を見るときに
「は」などの助詞や「ですます」などの
語尾などは優先度低く、
だれ、何、どうした?という5W!Hに
あたる要素に集中が向くようにできて
います
だから文章を読んで内容が理解できるのです
(クリティカルリーディング力は別)
今回、フォグブレイン になって
全く文章の意味がわからない経験をしました
自閉症のお子さんに、こういう風に見えて
いたと話したら、自分が見えている世界と
同じと言われました
実際、あるHPの文章は全く理解できず
その内容を箇条書きにしてメールして
もらったものだけは、意味がわかったのです
その後、自分でメールをいただいた以外
の情報が欲しかったので、
そのHPの文章を英語の文法解釈のように
文節で分けて、丸をし、主語と目的語に
当たるところ、だけを読み取りました
これでなんとか理解ができました
自閉症で、文書の意味がわかりにくい場合
はこの方法が使えるかもしれません
(実際2名にやってもらい、これならわかる
と言っていました。ただし英語の授業を
受けたことがある年齢)
文章にして説明するのは、ちょっと難しい
ので、近々セミナーを開催して擬似体験を
してもらおうと思っています