計算はできるけれど、文章題の意味がわからない

論理塾の個別受講のお子さんで
数学が苦手だと聞いて、数学的視点の
サポートをしています

そもそも数学自体が論理的に考えて
答えを出していく教科

あれこれ試行錯誤して
あ!わかった
となってから原理がわかり
解けるようになります

どうしても計算ができる
(=処理する)ことに重き
を置きがちですが
子供達の中には大学になって
実験結果からの考察が
できない、という課題に直面
しているので
そもそもの「解く」「試行錯誤する」
を腑に落ちるまで経験していない
のかもしれません

昨日は、数が違うお菓子の分配
についてワークをしました
最大人数に分けたいので、何人に
分けることができるか?
それぞれお菓子は何個ずつ入れたらいいか?

この問いの意味がわかるか?
(図にしてもらいました)
ここから、どのように解いていくか?
(すでに学んでいるので最大公約数が
ピピッと浮かぶのを期待)
が繋がらなりませんでした

学問は、基本的にピラミッドのように
基礎からの積み上げです

受験塾ではないので
徹底的に問題を解くことを目的と
していませんが
意味を理解しているか?
それをわかりやすく説明できるか?
という「論理」の視点で確認すると
お子さんの課題が見えてきます

わかった!の経験こそが
好きになるひけつ

逆にサヴァンのように見ただけで
わかる(=記憶から引っ張り出す。
論理的に導いてはいない)お子さんは
勉強は面白くないそうです

春休み、生活の身近な課題を使って
概念がわかっているか
親子で確認してはいかがでしょう?

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