感覚鈍麻の場合、絞め技の苦しさを感じない
ASDのお子さんに見られる
感覚鈍麻
刺激(=痛みや圧、熱ほか)が
感じられないので、感じられるまで
もっと、もっとと行動することが
あります
例えば
満腹の感覚がないから
食パン1斤を完食する
ということもあります
武道の絞め技をかけられ
ても苦しく感じれていません
そのため相手も気づかず
失神してしまったという話も
聞きました
噛むという意味や感覚が
ないから食事は丸呑み
している
これらは教室のお子さんに
聞いた話です
これでは心身ともに
痛めてしまいます
成人期に近い年齢で教室に
つながったお子さんは
なぜこうなってしまうのか
わからないため
「しかたない」と考え
同じことを繰り返して
いました
「なぜ」が分かれば
命を守るためにどういう
考えや方法で対処していくか
一緒に考えることができます
ご家族で話し合っても良い
ですし、第三者の専門家と
一緒に考えることで冷静に
受け止めてもらえることが
多いように思います