同じ言葉をループする
知的や自閉度が高いお子さんの
傾向で、ストレスが高い時に
同じ言葉をループして吐き続ける
ことがあります
これはダメなの
なぜダメなの
絶対ダメなの
最初の3文字が同じだけで
ダメなの?としつこく聞いてきます
本人は、答えがほしいわけでは
ありません
ストレスが許容量を超えた時に
何かスイッチが入って話してくる
だけです
そして答えを求めているわけでは
なく、また構ってほしい欲求でも
ないことが多いです
これは指導経験の話なので他の
お子さんに当てはまらないかも
しれません
教室では
1)言葉に反応しない
2)落ち着ける場所に移動してもらう
ことをしていました
ご家庭への提案では
五感を使ったリラックスできる方法を
一緒に見つけませんか?と提案した
こともあります
本来なら、ある程度大丈夫なゾーン
に神経がいられるようにしておく
ことが本人も家族も楽です
特に、お母さんがターゲットになる
ことが多く、お母さんの精神が参って
しまわないようにサポートが必要です
この人形を持っていると落ち着ける
この香りを嗅ぐと落ち着ける
この場所にいると落ち着ける
(就労されている方だとトイレに篭る
ことが多かったです)
( )をすると落ち着ける
の( )内をたくさん見つけて
おいてもらうことをぜひお勧めします
また女子は、生理周期で大きく変わる
場合もあります
この場合は、産婦人科や漢方などを
利用すると良いと思います
教室では
DS YOGAを使って
体に落ち着ける感覚をつけさせて
日常的にそこに戻すセッションを
しています
継続してもらっていても
日々の生活や加齢に伴って
言葉ループが戻ることも
ありますが、セッション経験が
浅い時と比べたらスイッチが入る
きっかけや頻度、気づいて修正
できるようになっています
重度のお子さんなら
短期のお泊まりの利用や
将来の就労、グループホームの
入所を考えると
自分の行動に気づいて
修正していく練習は
早いうちが獲得がしやすいです
場合によっては入居を断られたり
入居できるところは同じような
方がいて、安心して住める環境を
選べないこともあります