マウント小学生

2チャンネルのひろゆき氏がYouTubeで
発言する「それってあなたの感想でしょ」
この言動が小学生に影響を与えているようです

「はい、論破」

ここが子どもの落としどころ

「はい、論破」ここをゴールにしていなくても
ASDのお子さんが本質を突いた問いを
先生に伝えたら、そこから先生にいないもの
のように扱われたと、話してくれたお子さんも
います

承認欲求が根底にあると話す専門家が
いますが、知的が高いASDのお子さんの場合は
思ったことを正直に話して何が悪い?と
なぜ相手がこの問いをした自分に反感を持つか
がわからないことがあるようです

これには、コミュニケーションの先に
「どうして欲しいか(要望)」がなく
「いいっぱなし」に課題があると考えます

具体的には
「ぼくは、一回見ると漢字を覚えられる。
だから漢字100回を書く宿題は意味がない。」

このケースの場合
先生やご家族の対応はどうしたらいいでしょう

例えば
「なぜ、100回書くのが宿題に出たんだろう。
書くことでどんなことが役に立つんだろうね?」
とその目的を考えてもらう方法もあるでしょう

「自分が書いておいてその字を見返すと内容が
わかるようになっているかな?
自分の書いた字が評価してくれる相手にわかって
もらえるかな?」

と漢字を覚える、書く、意味を一緒に考えること
もできるでしょう

先に書いたように、ASDのお子さんは
目的があり、そのためのコミュニケーション
を作っていくことが苦手なことがあります
(見通しが立てにくい特性と近しいと感じます)

また相手の立場で考えるという社会性の部分が
弱いこともあります

例えば
賛成の立場で対話、反対の立場で対話の練習を
することも視野や視座が広がります

DS BASEの論理塾の一番進んでいる
クラスではこれを行なっています

コミュニケーションの基礎を作る小学生時代

特に発達障害のお子さんには
ここを発達させていくのが
自分自身への理解や他者との繋がりの
ためにも(将来孤立しないためにお)
必要なトレーニングだと考えています